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「拒絶しなかった」=「合意した」ってわけじゃないよ

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世の中には、自分が誘い、相手が拒絶しなかったというだけで、相手が合意したと思いこむ考え方をする人がいますよね。

若かりし頃に出会った3歳年下の女性のこと。

彼女とは某学校で知り合い、彼女に誘われて一度だけ2人で食事デートをしたことがある仲でした。彼女は私に惚れ込んでいたみたいで、初デートでいきなり「次は旅行をしよう」とか「来年はどこに行こう」とか誘ってきました。

私は誘われて嬉しいと思うどころか、逆にいきなりそんな性急な話をする彼女が好きになれませんでした。だってお互い何も知らないのにそんな性急な話をされても・・・ねぇ? 独身の男女が2人だけで旅行って、そんなの、初めてのデートで誘ってくる?

私は、もうこの女性とは二度とデートをすることもないだろうなと心の中では思っていました。

そんな折り、10人くらいのパーティが開催されたので参加してみたら、驚くことに彼女も参加していました。

彼女は私を見つけると大喜び。早速、デートに誘ってきました。

「ねえ、この冬休みにご飯に行きましょう?」

ほかの人たちも聞こえるようなところでデートのお誘いですから、無碍に断ってしまうと彼女の顔をつぶしてしまいかねません。そう思った私は曖昧な返事をしました。

「え? う~ん、でも、まだ予定もわからないし、今、ちょと決められないんだけど」

「日程は後でつめればいいじゃん、ね? 行こう?」

「う~ん、でも今は何ともいえないよ。だって冬休みにどんな予定が入るかわからないし」

こういうやりとりが3回くらい続きましたが、私はOKしたつもりはありませんでした。ハッキリとNOと言わなかったのは、単に彼女の顔をつぶしたくなかったから。ほかの人が聞いている中で「イヤです」とか「あなたとは食事には行きません」などとハッキリ断ったら彼女が恥をかくと思ったからです。乗り気のない返事を繰り返していれば、普通の人ならデートしたくないんだろうなと心中を察してくれると思っていたのです。

私は、その後彼女からデートの誘いがないことを祈っていましたが、数日後、彼女から電話がかかってきて、こう言うではありませんか。

「この前、この冬休みに食事に行くって約束したでしょ。いつ行く?」

私はそれを聞いて唖然としました。

私は断じて約束などしていません。行きたいというそぶりも見せていなかった。あれほど乗り気のない返事をし続けていたのに、彼女は「食事に行く約束をした」と思いこんでいたのです。

このように「相手が拒絶しなかった」=「相手が合意した」と思いこむ人もいますので、そういう人にはハッキリと拒絶の意志表示をしないといけませんね。相手の顔がつぶれるとか、ハッキリ拒絶したらかわいそうだという思いやりはかえって仇になりかねません。

ちなみに彼女からの電話での誘いに対しては、もう遠慮はいりませんから、ハッキリとこう言って断りました。

「冬休みはすべて予定が入ってしまいました。ごめんなさい」

すると驚くことに彼女はこう言い返してきました。

「別に冬休みにこだっているわけではないので、冬休みがダメなら冬休みが終わってからでもいいよ」

もちろん、それも断りましたけれどね。

でも、彼女、いったい私の何がそんなによかったのかなぁ?

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