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ホリエモンとひろゆきの詭弁を見抜け

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ネットの実名化が犯罪・いじめに有効か否かという論点で議論が行われた。

ネットの実名化に賛成している人たちに、反対派のホリエモンとひろゆきが反論するという構図である。


賛成派の人たちは、犯罪・いじめを減らすためにネット管理者側ができることがあるのではないかという論点でネット実名化に賛成しているのである。

これに対してホリエモンもひろゆきも反論している。

松本氏はネットが犯罪の温床になっている点を挙げた。そして犯罪を防ぐために効果があると思えることがあるのならやってみるべきだと主張した。

これに対してひろゆきは「日本の犯罪者の99%は携帯電話を使っていると思う。じゃあ、携帯電話を全部禁止にしたら犯罪なくなるっていうのと同じ話だと思う」と反論した。

これは詭弁である。松本氏はネット実名化が犯罪を防ぐために効果がありそうだからやってみるべきだと思うと言っているのであり、携帯電話の話などしていない。ましてや、ネットをなくしてしまえば犯罪がなくなるなどという議論もしていない。なのにひろゆきは、「ネット犯罪を減らすにはどうすればいいか」という論点を勝手に別の論点にすり替えて反論しているのである。

松本氏に反論がしたいのであれば、ネットを実名化しても効果がないと思う理由を述べるべきである。

その後、佐川氏がホリエモンとひろゆきに次のように質問をする。

「ネット上で匿名でいじめたり、相手がすごく苦しんでいるのにそういうことをやっているのは自由だということですか」

するとホリエモンは「いや、僕、けっこうやられているほうなんで、匿名の奴らと毎日戦っているんで」と論点をすり替えて反論している。

佐川氏が聞いているのは「ネット上で匿名でいじめたり、相手がすごく苦しんでいるのにそういうことをやっているのは自由か否か」ということである。それに対してホリエモンは「自分がやられているか否か」という全く別の論点にすり替えているのだ。

ホリエモンは「(犯罪を減らそうと思うのなら)警察の捜査能力をあげろって話ですよ」と反撃にでる。しかしこれも詭弁である。もともとの論点は、犯罪・いじめを減らすためにネット管理者側ができることがあるのではないかという論点であり、ネット管理者以外の人たちが何ができるかではない。

ホリエモンもひろゆきも、ネット実名化に反対するのであれば、実名化するとどういうデメリットがあり、実名化しないままにしておくとどういうメリットがあるかを根拠をあげて説明すべきだったと思う。

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